税理士試験の突破に必要なストイックさはこの書籍で学ぼう!
税理士試験のような国家試験に限らず、スポーツや研究など、どの分野であっても、高みを目指される方のストイックさというのは本当にすごいの一言に尽きます。
今回ご紹介するのは、プロゲーマーという税理士試験とは異なる分野で活躍される方の書籍となりますが、私自身はその考え方にとても共感し、今でもたまに読み返しています。
税理士試験にも間違いなく活きてくると思われますので、ご紹介したいと思います。
勝ち続ける意志力 著:梅原大吾
税理士試験とプロゲーマーとでは全くかけ離れているように思ってしまいますが、受験生時代に考えていたこととつながってくる部分が多いと感じたのがこの一冊です。
どの分野であっても、その高みを目指している方というのは、24時間、365日中、とにかくずっと目標に少しでも近づけるように考えに考え抜いて、毎日を過ごしているのだと思います。
税理士試験についても、どのような考え方で勉強と向き合っていくのかなど、気持ちの部分がきっちりと整理出来れば、ブレることなく勉強に取り組むことができます。
ちなみに、上記の画像はアマゾンへのリンクにつながりますが、評価レビューも素晴らしいです!
しびれる言葉をいくつかご紹介
ネタばれになると良くありませんので、あまりたくさんは紹介できませんが、この書籍の中から、いくつかの言葉を紹介したいと思います。
人間は易きに流れる傾向がある。 だから、継続できるサイクルを作ることは、あるいは意識の変化と同等か、それ以上に大事なことではないかと思っている。
私自身、人間の一番の武器は「習慣化」だと思っています。
どちらかというと辛いことや苦しいことも習慣化してしまえば、続けるハードルは下がります。
1日15時間以上勉強して身につけた知識は、一時的には結果を残すかもしれない。だが、その知識が持続するとは限らない。限界を超えた努力で身につけた力は、本当に一瞬で失われてしまうことがある。
理論暗記につながりますね。
一夜漬けで覚えた理論は抜けやすいですが、定期的にコツコツと見直すことで定着力も高まります。
自分の足元にある階段を一段登ることもできないのに、山のように高い目標へと辿り着けるわけはない。しかし、そのことに気づいていない人は大勢いる。
こちらも毎日の継続の大切さを説いていますね。
プロ野球選手のイチローさんも同様のことをおっしゃっていたと記憶しています。
当時の法人税法の講師の言葉
書籍のはなしとは少し離れます。
私自身の場合、人生を振り返ってみて、最も頑張ったと言える時期は、税理士試験2年目の法人税を受験していた時期だと思います。
その法人税の最後の授業で、講師の方がこんなことを言っていました。
人生の中でこんなにも勉強した時期はないと言えるくらいに一つにことにうちこんできたことは自分自身の人生の財産になる。
この言葉は、今でもお守りのような感じになっています。
確かに、資格も重要ではありますが、ストイックに一つのことに打ち込んだということ自体が、自分自身にとっての大きな財産になると感じています。
まとめ
税理士試験は、忍耐力であったり、継続力であったりと、メンタルの部分が非常に重要になる試験だと感じています。
だからこそ、ひとつのことを極めた方の考え方に触れるというのはとても参考になります。
ちなみに、私自身は松井さんや羽生さん、イチローさんの本も良く読み返しています。
少しでも参考になれば幸いです。