2回目の合格発表。郵便配達のバイクをドキドキしながら待っていた
税理士試験の合格発表まで、とうとう、あと1週間ですね。
前回の記事では、私自身のはじめての合格発表について書かせて頂きました。
今回は、大本命の法人税法を受験した2回目の合格発表の思い出を書いてみたいと思います。
なお、前回の記事は以下の通りとなりますので、併せて読んでいただければと思います。
一回目の合格発表は良い結果も悪い結果もある程度事前に予測できましたが、2回目は全く予想できずでドキドキ感がMAXでした。
2回目の税理士試験はどうだったのか
1回目の税理士試験では、簿記論×、財務諸表論〇。
その翌年の2回目の税理士試験では、簿記論と法人税法を受験することに。
1回目の税理士試験では直前期までは仕事をしながらの受験でしたが、2回目の税理士試験では、初めから最後まで専念受験生として挑みました。
もともと、専念期間中に法人税をどうしても合格したいと思っていましたので、とにかく力が入ったことを覚えています。
簿記論の手ごたえ
1回目の本試験で大きなミスをやらかしていただけに落ち着いていたと思います。
難易度が高い問題は捨てて、確実に取れる問題を丁寧に解く。そして、読み飛ばしや、転記ミスといったケアレスミスを絶対にしないことに気を付けて淡々と終えることが出来ました。
本試験後の自己採点ではちょうど合格確実ラインくらいだった記憶が。
何となく受かっている気がしましたので、何度も自己採点をやり直したり、簿記論を受けた方々のブログを徘徊したりすることなく、割と試験後も落ち着いていたと思います。
それもこれも初年度の失敗の効用でしょうか(汗)
法人税法の手ごたえ
とにかく、やらなくてもいいことまでやりつくしたのが法人税でした。
詳細はこちらです。
本試験後の自己採点では、計算は合格ラインは超えてそうでしたが、理論はなかなか自己採点が難しく何とも言えないと言った感じだったと思います。
ただ、方向性に誤りはないと思っていましたので、それなりに期待はしていました。
合格発表当日の実況中継
法人税はとにかくボリュームの多い科目でしたので、不合格だった場合を考えると、またあの理論を覚え直すのかという感じで不安しかありませんでした。
ただ、年内のうちは法人税の理論は放置で、所得税と消費税に進みました。
当時はWEB通信で自習室に行かないスタイル
通っていた校舎では、当時でいうところの年内完結+上級コースがなく、また、校舎に通うまでの電車賃を浮かせる目的もあり、WEB通信というスタイルでした。
つまり、毎日、自宅で過ごすというスタイルです。人と関わらない生活ですね(汗)
外に出れば少しは気もまぎれるのだと思いますが、家にこもってましたので、合格発表までは定期的に不安が襲ってきました(苦笑)
結果が送付されるはずの土曜日は何も手につかない
今でも覚えていますが、毎日、お風呂の中であと○○回寝たら合格発表だという感じで、1か月以上前から指を折って数えていました(汗)
そして、待ちに待った合格発表の当日。
ネットで合格率を見たのだと思いますが、全く記憶にありません。
当時は、官報待ちではありませんでしたので、結果が送られてくるのは、次の日の土曜日です。
手が震えた通知を空ける瞬間
結果が送付される予定の土曜日は、朝から何も手につきませんでした。
笑えますが、朝からずっと、窓から外を眺めて、郵便配達のバイクを待っていました(笑)
田舎ですので、家の中にいてもバイクの音が聞こえてきます。
そして、とうとう、郵便配達のバイクがやってきました。
今でも覚えていましたが、待ちきれずに外で封筒を破ります。結果は・・・、
簿記論、法人税法ともに合格。
恥ずかしいはなしではありますが、大声で叫んでしまいました(苦笑)
合格発表後に悩んだこと
合格発表の後は、就職活動の時期で悩みます。
結果としては、その時は就職をせず、3回目の本試験まで専念を続けることになるのですが、自分にとっては重要な決断だったと思っています。
その辺りは、以下で詳しく書いていますので、ご参考ください。
■スポンサードリンク■
まとめ
人生で一番ドキドキして、そして、人生で一番うれしかったのが法人税の合格発表でした。
官報合格のときは、とにかく安堵の気持ちが強くありましたので、大声で叫んだりはしませんでした。それにその時は職場で合格発表を迎えましたので(苦笑)
この一週間はドキドキが続くことだと思いますが、皆様に良い結果が来ることを祈っております!
今でもたまに合格発表のことを夢に見ます。人生であんなにも勉強だけに取り組んだのはあの時だけですし、もう二度とあの時のようにストイックに取り組むことはできません。ただ、あの時の頑張りが今の自分に活かされているんだと思っています。