税理士試験で使う電卓の選び方について考えてみました
税理士や税理士試験の受験生の仕事道具と言えば「電卓」ですね。
私自身も税理士試験の受験生時代に使っていた電卓を今でも大切に使っています。
今日は「電卓」の選び方について書いてみたいと思います。
税理士試験の受験生時代から使っている愛用の電卓は既に廃版となっているということを知り、今は最後の一台を大切に使っています。
シャープ派とカシオ派
電卓と言えばシャープとカシオの2大メーカーですね。
機能や配列が微妙に違ったりと、一度いずれかのメーカーの電卓に慣れてしまうと、途中から他のメーカーに乗り換えるというのはとても難しいと思います。
私はシャープの電卓を愛用していますが、この2つのメーカーの電卓から選んでおけば、とりあえずは問題ありません。
私が愛用している電卓
本当はこちらのもうひとつ前のモデルを使っていましたが、今は売っていないようです。
古いモデルを2台持っていたのですが、そのうちの1台が故障して、最近こちらを購入しました。
もちろん、新しいモデルでも全く問題ないわけですが、 やっぱり愛用の電卓とは違いますので、なんだか寂しく感じてしまいますね(泣)
電卓の選び方と注意点
おしゃれ電卓よりは実務仕様のしっかりとした電卓を選ぶべきかと思います。
専門学校で売っている電卓を使っている方も多くいますが、もちろん、全く問題ありません。
最低限の機能(桁数・メモリーなど)を確保する
私自身は電卓の機能をしっかりと使いこなせていたわけではありませんが、少なくとも以下のような機能は確認しておいた方が良いのかと思います。
桁数やメモリー機能は当然のこととして、早打ちに対応していない場合は、電卓ミスにもつながりますので、この辺りも事前に確認しておきたいところです。
- メモリー機能
- 早打ち機能
- 12桁表示
- 電卓の裏の滑り止め
- 表示板の角度
税理士試験で使える電卓かどうかは確認しておく
今更知りましたが、こんな情報があるのですね。
一般的な電卓を使っている限りは問題ないかと思いますが、こちらも、事前にしっかりと確認しておきましょう。
国税庁HP「試験に使用できる文房具・計算機について」(外部リンク)
使いやすさ重視で値段は惜しまない
電卓なんて千円前後だろと思っていましたが、しっかりとした電卓は普通に5千円前後します。
ただ、通常は10年以上使っても平気ですし、ここをケチって税理士試験の出来栄えに影響が出てしまうようなことがあれば、シャレになりませんので、使いやすさ重視で選びましょう。
万が一に備えての2台持ちがおすすめ
電卓は同じものを2台持ちすることをお勧めします。
あるわけないと思いたいですが、税理士試験の当日に壊れてしまうことだってあるかもしれませんので、万が一のリスクはしっかりと潰しておきましょう。
右手派と左手派はどちらが良い?
個人的にはペンを持つ手と反対の手で電卓を打てた方が良いと感じます。
どれくらい影響があるかは何とも言えませんが(苦笑)
私自身は、税理士試験の勉強を始めた当初に左手で電卓が打てるようにちょっとした時間に練習していました。
まとめ
初めに選んだ電卓に慣れてしまうと思いますので、初めの電卓選びはとても重要です。
ここでケチってしまうと後で後悔することになりかねませんので、とりあえず値段は気にせず、一番使いやすいと思ったものを選ぶべきかと思います。
もちろん、税理士試験が終わって、税理士になってからも電卓との付き合いはずっと続くことになりますので、良いと思ったものを選びましょう。
「やっぱり電卓打つのうまいですね。」と言われることがあります。税理士の中では遅い方かと思いますが、ブラインドタッチで正確に打てるのは税理士の一つの技術なのかもしれませんね。やっぱり、褒められるとうれしいものです(笑)