税金のはなしやお仕事のはなしなど

税理士が読むおすすめの税務雑誌について考えてみました

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はじめに

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はじめに

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毎年の税制改正に加え、新しい判決や裁決、さらには、最新の実務情報まで、税理士として日々の情報収集は避けて通れません。

そして、情報収集に欠かせないのが、税務の専門誌です。

私自身も結構色々な専門誌を試してきましたが、今回は、実際に自分自身が定期購読したことのある専門誌をご紹介していきたいと思います。

 

税務の専門誌はそれなりのお値段もしますが、実務にも欠かせませんので、ここをケチるという選択肢はないのかなと感じてしまいます。

 

週刊税務通信(税務研究会)

まずは、皆さんお馴染みの週刊税務通信ですね。

速報性のある記事が多く、週刊でありながら一回あたりの内容も濃いため、気を抜いているとどんどんたまってしまい追いつかなくなってしまうこともあるため、注意がいるのもこの専門誌の特徴です。

個人的には、データベースがおすすめですね。

何か困ったことがあれば、こちらのデータベースで検索するとだいたいはピンポイントで求めている過去記事にたどり着きます。データベースの検索精度も申し分ありません。

毎年税務署の税務職員録を数百円の負担で送ってくれるのも外せないポイントです。

最近ではポッドキャストをスタートするなど、新しい試みもされています。

この業界で働くなら外せない一冊ではないでしょうか。

 

週刊T&Amaster(新日本法規)

こちらも速報性のある記事が多く、実務的には外せない一冊と言えます。

特徴としましては、カラー刷りで紙質もしっかりしていてすごく読みやすいです。

内容的には、税務だけでなく会計に関する記事も充実しているという特徴があります。

税務通信と同様に過去記事をデータベースすることができますが、あくまで個人的な感想としては、税務通信のデータベースの方が使う頻度が多かったような。この辺りは好みの問題ですね。

とはいえ、こちらも間違いなくお勧めの一冊ですね。

 

国税速報(大蔵財務協会)

安定の大蔵財務協会が発行する週刊の国税速報です。

国税庁から発表された情報にそれなりの割合が割かれていますので、それを除くとそこまでボリュームは多くなく、税務通信などと比較するとするっと読めてしまいます。

当初は何となくもったいない気もしていたのですが、それでも、「改正税法のすべて」を無料で送ってくれるのと、大蔵財務協会の書籍が2割引き・送料無料で購入できるので、コスパは高いかなと。

そして、データベース検索も使えます。なお、あくまで個人的な感想となりますが、税務通信のデータベースの方が使う頻度が多かったような。この辺りは好みの問題ですかね。

こちらもおすすめの一冊だと思います。

 

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月刊税理(ぎょうせい)

ここからの三冊は月刊誌となります。

まずは、ぎょうせいの月刊税理ですね。

結構長い間購読しておりましたが、テーマがどっしりとしており、一つ一つの記事が論文といったような感じで、ずっしりとしていて読みごたえがある印象です。

雑誌のデザインもとてもおしゃれのように感じます。初めはその印象で手に取ったかも。

ちなみに、私は試してませんが、「PLAT(ぷらっと)税理」という読み放題サービスがあり、気になっています。

 

税務弘報(中央経済社)

次は、月刊の税務弘報ですね。

少し前に税務調査に関する特集でかなり話題になっていましたが、特集記事に惹かれることも多く、また、読み応えのあるテーマでの座談会記事もおすすめのものが多くあります。

税務実務というよりは、事務所経営やキャリア形成のような目線での特集もあり、個人的にはその辺りも気に入っています。

 

税経通信(税務経理協会)

次は、月刊の税経通信ですね。

こちらの雑誌は、資産税系の特集記事に結構ピンポイントで惹かれるものが多くて、定期購読をはじめました。

月刊誌として比較されやすい税理や税務弘報とはまた違った良さがあるのがポイントですね。

ただ、この辺りは結構好みの問題なのかなと感じます。

 

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まとめ

今回は税理士が読むお勧めの雑誌ということで、自分自身が定期購読した経験があるものに絞ってご紹介してみました。

流石に全部読むのは厳しいため、週刊と月刊のもので自分自身に合ったものを選ぶのが良いのではないかと思います。

 

今回の記事のあとがき

正直なところ、税務通信だけでも結構なボリュームがありますので、何とか隙間時間を見つけつつ、読み進めないと週末にまとめ読みをすることになってしまいます。個人的には、冬の時期は、半身浴をしながら落ち着いて読むのがおすすめですね。

 

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