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確定申告前に読んでおきたい所得税の実務書はこれだ!

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はじめに

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はじめに

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とうとう今年も確定申告の季節がやってきました。

毎月のように申告を行う法人税と異なり、所得税の申告は年一回となり、事前にしっかりとウォーミングアップをしておきたいもの。

今回は、個人的に超が付くおすすめの専門書と、Twitterなどでも話題になっていて読んでみて良かった書籍をご紹介したいと思います。

 

いずれもとても良い書籍ですので本当におすすめです!

 

確定申告前に読んでおきたいおすすめの書籍

私自身は税理士試験では選択する方があまり多いとはいえない所得税法を選択しているということもあり、比較的得意な方ですし、好きな税法の一つでもあります。

そんな立場から以下の2冊をご紹介したいと思います。

 

図解・表解 確定申告書の記載チェックポイント(令和4年3月15日締切分)

 

こちらはTwitterでも上がっていたため購入してみました。

実はこの書籍は実務で初めて確定申告に携わった際にも購入していましたが、今回で2回目の購入です。

結果は、大満足でした。

正直、ボリュームが多いため敬遠する気持ちもあったのですが、それぞれの項目のチェックポイントを読むだけでも十分ためになります。

所得税分野で活躍された国税出身の先生方が書いたというのもうなずける高クオリティーですね。

毎年買っても良いかなと思えるくらいでした。

 

特殊事情に係る所得税実務

 

こちらの書籍はここ最近読んだ書籍の中ではダントツにおもしろかった書籍です。

税理士や医者といった業種から始まり、政治家や芸能人、さらには力士といった普段関わることのない業種の方まで、業種別にその業種特有の取扱いを紹介しています。

芸能人や力士なんて関わることはないよと思いつつも、どんな業種であれ所得税法という法律で判断することには変わりありませんので、普遍的な深い部分の理解にもつながります。

国税での現場実務に携わり税理士試験の試験委員も経験してこられた著者だからこそ書ける踏み込んだ議論にはとても引き込まれます。

少なくとも質疑応答事例や通達をなぞるだけの薄い内容ではありません。かなり踏み込んで書いてくれていますので、買ってよかったなと感じさせてくれる当たりの書籍ですね。

税理士であれば普通に興味深く読めると思いますし、そして、めちゃくちゃ勉強になります。

 

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まとめ

税理士試験でも感じましたが、所得税法は奥が深いですし、めちゃめちゃ難しいです。

しかも関わるのは基本的には年一回となりますので、毎年しっかりと知識を確かめておきたいですね。

 

今回の記事のあとがき

必要経費の考え方って本当に難しいなと思います。裁判例や裁決事例を読んでいると、自分自身の感覚以上にその範囲は狭いように感じさせられることも多くあります。この辺りは深く勉強してみたいなと感じますね。

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