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税理士が独立開業する場合の立地の選択をどう考えるか?

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はじめに

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はじめに

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独立開業をするときの立地選びは意外に重要かなと感じています。

モチベーションの観点や営業の観点など、意外にも様々な要素が絡んできます。

今日は独立開業をするときの立地選びについて考えてみました。

 

どこで独立開業をするかということを考えるときには、自宅開業とするかどうかという観点も検討しなくてはなりませんね。

 

立地選びの観点

立地選びの観点は本当にたくさんあると思います。

もちろん、人それぞれの状況で異なると思いますが、個人的に思いついたものをあげてみます。

 

縁がある地域がどうか

もし私であれば、全く縁もゆかりもないところで独立するのは少し気が引ける面もあります。(駄目だというわけではありません。これからつながりを増やせばよいだけですので。)

税理士の仕事は、どうしても事務所を置いている地域とのつながりが関係してきますので、その地域に詳しかったり、知り合いが多かったりする方が良いのだろうなと感じます

  • 顧客にとっては距離的に近い税理士を選ぶことが多い
  • 顧客と話をするとその地域のはなしになることが多い(町名での会話や昔あの場所は○○など)
  • 地域の商工会議所や金融機関の状況やスタンスなどを知っていると顧客にも貢献しやすい

また、生まれ育った地域であったり、今住んでいる地域に貢献したいという気持ちがあれば、そこに事務所を置くことで自然と自分のモチベーションも上がります。

個人的にはこの観点は大切だなと感じます。

 

自宅から近いか

事務所が自宅から遠ければ、通勤に時間がかかります。

せっかく独立したのに、通勤に時間がかかるのでれば、もったいない気がしてしまいますよね。

また、クラウドを活用できるとは言え、事務所においている資料や書籍が読みたいとなった時に、すぐに確認できないデメリットもあります。

個人的には、事務所から徒歩圏内とかが理想かなと感じてしまいます。

 

交通の便は良いか

車が当たり前の地域かそうでないかということも関係するかもしれませんが、事務所が駅や高速などと離れていて不便でないかという観点もあります。

自分自身の通勤にも影響しますし、顧客に来所してもらうときにも影響があったりします。

もちろん、交通の便が良いとその分事務所の家賃にも影響してきますので、その辺りの天秤かなと。

 

家賃相場は妥当か

独立開業の当初から顧客がいてある程度の売上が見込めるというのであれば別ですが、通常はゼロからのスタートとなるはずです。

その場合、初めの初期投資(敷金・礼金)と固定費(家賃)はおさえておきたいものです。

いきなり一等地に豪華で広い事務所を構えてというよりは、初めは初期投資と固定費を抑えて、少しづつ事務所もグレードアップしていくという方が現実的で、精神的な負担も小さいのではと感じます。

 

税理士が多い地区か

ビジネス街に事務所を構えるとすでに既存の会社が多かったり、新しく創業する会社も多そうだというメリットがあります。

しかし、そんな地域には既に多くの税理士が事務所を設けているはずですし、力のある老舗の事務所や大手の税理士法人がどっしりと構えている可能性もあります。

そういった営業的な観点で立地を選ぶということも大切だと思います。

特に、小さな事務所の戦い方としては、ランチェスター戦略の書籍が参考になります。以下のあたりはすべて読んでみました。




 

自宅開業とするかどうか

独立開業する立地を選ぶにあたっては、自宅開業についても考えなくてはなりません。

どちらも一長一短あり、簡単に判断できるものでもなかったりします。

こちらはまた次回にでもゆっくりと書きたいと思います。

 

参考になるなと思った書籍のご紹介




 

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まとめ

独立開業の立地選びはその後の仕事のしやすさとか、自分自身のモチベーション、さらには営業活動にまで影響してきますので、事前にしっかりと検討としておきたいものです。

次回は自宅開業について書いてみたいと思いますので、次回もよろしくお願い致します。

 

今回の記事のあとがき

独立してすぐに一等地のビジネス街に事務所を構えるとすごいねと言われることも多いわけですが、その分競争も厳しいですし、家賃も安くないことが多いですので、必ずしもメリットばかりというわけでもないかなと感じます。案外、ビジネス街でなくても、自分が生まれ育った町であったりと、縁とゆかりのある場所で開業したほうが営業的には良いのかなとも感じています。

 

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