税理士試験の受験専念時代の辛かったお金の思い出
受験専念時代はとにかくお金がなかったという記憶があります。
勉強に関わることは出し惜しみをしない方針でしたが、それ以外はとにかくケチケチ生活。
いつか値段を気にせずカップラーメンを買いたいなといつも思っていました。
今回は受験専念時代の泣けてくるお金の思い出を書きたいと思います。
いつかは税理士になって稼ぎたいとか、贅沢したという気持ちはありませんでしたが、せめて、値段を気にせず食べたいカップラーメンを買えるようになりたいとは思ってました(苦笑)
受験専念はお金がカツカツ
当初、受験専念は一年だけのつもりでしたが、結局、二年目も専念することに。
詳しくは以下の記事をご参照ください。
一年目はそこまでの悲壮感はありませんでしたが、二年目はかなりきつかったです。
実は、教室講座からWEB通信に変更してみたのは、家から専門学校までの定期代を浮かせるということも理由の一つとしてあったくらいです。
自分自身の資金繰り表を作り、現金化できるものは現金化し、支払いを後に遅らせれるものは後に遅らせる。そして、ケチれるものはケチる。
流石に借金をすることはありませんでしたが、専念生活を抜け出す最後の頃は貯金残高も底をつきかけてました(笑)
今思い出しても泣ける思い出
専念時代のケチケチ生活は、今思い出しても泣けてきます。
専念生活を続けるためには、他に選択肢がなかったので、しょうがないといえばしょうがないのですが・・・。
お弁当に水筒は当たり前
一年目は朝から晩まで専門学校で勉強していましたので、お昼ご飯はお弁当、飲み物は水筒でした。
これは当たり前のはなしですね。
たまにご褒美として、立ち食いソバを食べることはありましたが、専門学校近くで外食したり、気分転換に近くのカフェで勉強するなんてことは記憶がありません。
バイト代や仕送りのある学生や、社会人受験生が本当にうらやましかったです。
カップラーメンの値段に悩む
夜ご飯は基本的に家で食べましたが、夜遅くなるとおなかも減りますので、カップラーメンを買って食べることもたまにありました。
その時は、専門学校の近くのお店に買いに行くわけですが、いつもなかなか決めれません(笑)
もちろん、値段に迷うのです。
これが一番安いけど、明らかにこっちの方が食べたい。数十円の違いだけどどうしよう。という感じで悩むわけです。
数十円のことに時間をかけるならさっさと決めてしまって、早く勉強に戻った方が余程効果が高そうですが、当時は本当に切実な悩みでした。
休憩室のホットココアに悩む
水筒のお茶でもしのげますが、寒い時には温かいもの、疲れてきたら甘いものが飲みたくなります。
当時の私のお気に入りはホットココアでした。
休憩室の自動販売機で80円程度でしたが、悩まず買えるような値段でもありません。
専念生活の前は毎朝職場近くのコンビニでお気に入りのマウントレーニアのカフェラテとヨーグルトを買って、優雅に朝ご飯を食べてましたので、その落差が辛かったですね(苦笑)
ペン代とコピー代に涙をこらえる
どんなに余裕がなくても、受験に関するものだけは、絶対にケチらない方針でした。
こちらの記事でも書きましたが、一時期は最強のボールペン選びに精を出していた時期がありまして、そこらじゅうのペンを買いあさっていました(笑)
後は、答練の解き直しのときの問題用紙と回答用紙は必ずコピーして使うようにしていました。
この辺りの必要経費をケチって、勉強の効果が落ちるようでは本末転倒ですので。
とにかく、カップラーメンとココアは我慢して、ペン代とコピー代にせっせと投資していました。
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まとめ
お金などと引き換えに勉強時間を得るという受験専念を選択したので当然と言えば当然のはなしですが、収入ゼロの二年間はなかなかつらかったです。
ただ、その分しっかりと勉強時間を得ることが出来ましたので、十分元は取れたかなと。
笑える思い出話として、勉強の合間にでも読んでいただければ幸いです。
辛さをバネに頑張れたという点では、良かったのかもしれませんが、一度染みついたあの頃の生活スタイルはなかなか変わらないものですね(苦笑)今でも、カップラーメンの値段は気になってしまいますね。というか、まだ、カップラーメンかというはなしですね(笑)