税金のはなしやお仕事のはなしなど

税理士になるために大学院免除という選択肢はありか?

WRITER
 
スポンサードリンク

 

はじめに

スポンサードリンク

 

はじめに

この記事を書いている人 - WRITER -

税理士になるためには、税理士試験に5科目合格するという以外にもいくつかの方法があります。

そのうちの一つが、大学院に行き試験科目を一部免除してもらうというものです。

私自身も税理士試験の合格だけにこだわっていたわけでもなく、むしろ、大学院に行くことを積極的に検討していました。

今回は、大学院に行くという選択肢について考えてみます。

 

税理士試験の一部免除だけでなく、大学院に行くことで得られるものは大きいと感じています。

 

税理士になる経路はどんなものがある?

税理士になる経路として、ぱっと思いつくものを上げてみました。

以下を見ると結構色々なルートがあることが分かります。確か税理士試験組は5割くらいの割合だったのではないでしょうか。

余談ですが、規模の大きな税理士法人の多くが公認会計士出身の所長先生であるように感じるので、この辺りもおもしろいところですね。

  • 税理士試験5科目合格
  • 税理士試験+大学院
  • 税務署での一定の実務経験
  • 弁護士
  • 公認会計士

 

私自身も受験中から大学院を視野に入れていた

私自身の目標は、「税理士試験に受かること」ではなく、「最短で税理士になること」でした。

このため、税理士試験の5科目合格という点にはそこまでのこだわりはありませんでしたし、最短で税理士になれるのであれば、試験以外のルートも全然ありだと考えていました。

ちなみに、私自信は3科目に合格して税法2科目の発表待ちという状態で、受験専念を脱出し、税理士事務所に転職しています。

税理士事務所で働きだした当初は、事務所の雰囲気や実務に馴染むのに苦労しましたので、もし、2科目とも不合格だった場合、この状況で税法2科目の勉強はきついというのが正直なところでした。

そんなこともあり、大学院に関する情報を集めるようになりました。

なお、以下の記事で税理士事務所で働き出した当時のことを書いていますので、ご参考ください。

 

 

大学院免除を検討したい理由

私自身は、税理士事務所の実務と試験勉強の両立の難しさに気づき、大学院という道も並行して検討するようになりました。

結局のところ、運よく税理士試験に合格できましたので、大学院は検討だけで終わりましたが、ここでは大学院を検討するメリットを上げてみたいと思います。

 

税理士試験が一部免除される

まずは、こちらですね。

税理士試験は、年に一回の一発勝負で、コツコツと積み上げてきても運に大きく左右されることがあり、努力が全て報われるとは限らない難しさがあります。

また、税理士試験の場合は、働きながらの受験よりは、受験に専念している方が色々と有利であったりと、生活環境によっての有利不利が出ることもあります。

このため、税理士を目指すにあたっては、自分自身の状況を冷静に把握し、税理士試験と大学院のいずれが自分に合っているのかということを分析するのは非常に重要であると感じます。

ただ、勘違いしてはいけないのは、大学院に行っても、論文審査に受からなければ、試験を免除されないということです。

 

税理士になった経路はほとんど聞かれない

税理士になってから、色々な方とお話をしてきましたが、税理士になった経路や合格科目を聞かれたのは1回だけです。(同業者は除いています。)

たまたま、過去に税理士試験を受験していたことがあったそうで、それで聞いてみたとのことでした。

そう考えてみると、税理士試験を受けたことのない方にとっては、税理士になる経路であったり、試験科目なんかまったく知らないという感じなのではないでしょうか。

もし、この点を気にされる方がいらっしゃいましたら、私自信の経験談も参考にしていただければと思います。

 

大学院に行った方で優秀な方は多かった

一緒に働いたことのある方で、大学院に行った方も何人かいますが、総じて優秀です。

少なくとも、私の周りでは、税理士試験に受かったから優秀、大学院だからそうではないなんてことは全く言えないと感じています。少ない母数ではありますが(汗)

当然、大学院では条文や裁決、判例の読み方なんかもしっかりと叩き込まれるでしょうし、文献などの調べ方なんかもしっかりと力がつくはずです。

そういった、税法へのアプローチ方法を活かして、実務経験を積んでいけば、むしろ優秀になって当然という気すらします。

 

税理士試験では得られないものを手にできる

先程も書きましたが、試験免除ということ以外にも大学院に行くことで得られるものも多いはずです。

私自身は今からでも大学院に行ってみたいなと思うくらいです。

  • 優秀な仲間
  • 論文の書き方
  • 文献などの情報の調べ方
  • 条文や裁決、判例などの読み方
  • 教授などの先生との接点

 

もちろん大学院にもデメリットはある

お勧めばかりしてしまいましたが、もちろん、デメリットもあります。

そして、何より大学院は楽なルートだという考え方はやめた方が良いと思いますし、また、論文審査があるため100%安心な方法とまでは言い切れません。

このため、大学院を検討する場合は、しっかりと下調べをしてから検討すべきかと思います。

  • お金がかかる
  • 論文審査に落ちることだってある
  • 論文を書くことは試験とは違う大変さがある

 

まとめ

今回は税理士になるための大学院という選択肢について考えてみました。

税理士になるためには税理士試験だけというわけではありませんので、その時の自分自身に合った方法を選択すべきではないかと思います。

もし、大学院を検討されている方がいらっしゃいましたら、少しでも参考になればと思います。

 

今回の記事のあとがき

私自身は大学院に行ったわけではありませんので、大きなことは言えないません・・・(泣)ただ、自分自身の生活環境や、自分自身にあった方法で税理士を目指すのもありだと感じています。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
スポンサードリンク

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© ひよこの税雑談 , 2024 All Rights Reserved.