税法の本なのにエッセイ!軽いタッチでしかも勉強にもなるお勧めの書籍
税法の本というと、とても堅い本というイメージがあります。
このため、これらの本を読むときは、一言一句の細かい表現を気にして読まないといけませんので、寝転がってリラックスして読むなんてことはなかなか想像できません。
そんな既成概念を打ち破ってくれたのが、今回ご紹介する書籍です。
このため、税理士試験の受験生のちょっとした息抜きの時間に読むのも良いかと思いますので、ご紹介したいと思います。
バリバリの実務書も良いのですが、こういった税法のエッセイもすごく面白いです。税法が主体のはなしではありますが、野球やスマホ、文学のはなしなんかも出てきて、非常に興味をそそられます。
木山先生のエッセイシリーズ
著者の木山先生は弁護士出身で現在は大学教授としてご活躍されている業界では超有名な先生です。
かなりの数の本を書かれているため、一度でも木山先生の著書を読んだことがあるという方はかなり多いのではと思います。
その中で、今回ご紹介するのは、税法に関する書籍でありながら、1話が数ページで完結するエッセイとして書かれているため、大変読みやすく、しかも勉強にもなる書籍のシリーズのご紹介です。(以下はアマゾンへのリンクです。)
野球や文学の話し方から税法の話まで
エッセイの中には、木山先生がスマホを家に忘れて一日を過ごすはなしから、野球や文学のはなしまであり、木山先生の書かれた実務書を読むだけでは想像もできないような一面を感じることができ、とても興味深いです。
一方で、実務家として、ずしりと心に刺さるような記述もあります。
今回の記事を書くことを機に改めて読み返していますが、前回読んだ時とは異なる気づきもあります。
気軽に読めますので、定期的に読み返したくなる書籍ですね。
まとめ
前回ご紹介させてもらいました以下の関根先生の書籍にも通じるところですが、著者の考え方や人生哲学のような深いところにも触れられるというのは本当に魅力的です。
これは堅い実務書では味わえないところかと思います。
1話が数ページで完結しますので、読みたいタイトルのところから読んでもOKです。
ちょっとした息抜きの時間に読むというのもありかと思いますので、是非、手に取ってみてはいかがでしょうか。
今回ご紹介した書籍のような魅力的な文章が書けるようになりたいなとつくづく思うところです。内容はさることながら、文章の素晴らしさも感じられるのではないかと思います。