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税理士試験合格後に考えるダブルライセンスの選択肢

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はじめに

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はじめに

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税理士試験に受かった頃はやる気に満ち溢れていますし、勉強の習慣も残っています。

このため、税理士試験後も休むことなく、次の資格の取得に向けて動き出される方も多くいらっしゃることだと思われます。

今回は、私自身の経験を踏まえて、税理士試験後のダブルライセンスについて考えてみました。

 

勉強の習慣が残っているうちに、次の目標に向けた勉強を始めるというのは、とても素晴らしいことだと思います。

 

勉強の習慣が残っているうちに動き出す

税理士試験を受験していたころは、「働く」、「食べる」、「寝る」以外のほとんどの時間を勉強に充てていたわけで、勉強の習慣が体に染みついているはずです。

また、官報合格の頃というのは、達成感もあり、やる気にも満ち溢れていますので、このタイミングで次の目標に向けて動き出してしまうというのは非常に有効なのではないかと思います。

やっぱり、一度、勉強の習慣を離れると、また元に戻すのは大変なことですので(汗)

 

将来的な目標から逆算して考える

ただ、やみくもに勉強を続けるのが得策なのかは、事前にしっかりと考えたいものです。

自分自身の貴重な時間を使うわけですので、自分自身の将来の目標に向けたものでなければ、効果も薄く遠回りになってしまうかもしれません。

もちろん、新しいことを勉強するのが好きだ、勉強をするのは趣味のようなものでとにかく楽しいという場合は、もちろんその選択もありだと思いますし、素晴らしいと思います。

 

頭によぎった次の資格の選択肢

私自身も税理士試験に合格してから、ダブルライセンスもいいなと感じたことがあり、以下のような資格を考えたことがありました。

 

社会保険労務士

まずは、社労士です。

実務をしていて感じるのが、社会保険などの労務関係のフォローも出来ればより良いなと。

特に会社設立後などの創業間もない顧問先のフォローをしていると良く感じます。

社会保険や年金など、最低限のことは勉強をしているつもりですが、体系的に学んだわけでもなく、しっかりとした知識があるかと言われると・・・(汗)

そんなこんなで、社労士の勉強をしようか迷ったことがありました。



中小企業診断士

次に中小企業診断士です。

こちらも実務をしていて感じることですが、より経営的な視点で貢献が出来れば良いなということ。

自分自身が担当してきた数少ない経験や、書籍から仕入れた知識、聞きかじったものだけでは限界がありますし、より良い貢献はできません。

しっかりとしたフレームワークを体系的に学んだり、学習を通じて多くの事例にあたることで、分析手法や問題解決の経験を積みたいなと感じたことがありました。

また、税理士以外のネットワークができるのも魅力的だなと思っていました。



宅地建物取引士

次に宅建です。

不動産系の顧問先を担当していたり、相続や譲渡所得の場面など、不動産の知識がもっとあればと感じたことがあります。

これは金融機関で働いていた頃も実感しましたし、また、昔の銀行マンは宅建の試験を受ける方が多いと聞いたことがありましたので、その点でも過去から気になってはいました。



FP(ファイナンシャル・プランナー)

次にFPです。

比較的周りでFPを取得していた友達も多かったので、気になってはいました。

また、保険や資産運用など、知っておいて損はないこともたくさんありますし、3級であれば気軽に取り組めそうだというのも前向きに感じていました。



語学系資格

次に語学系資格です。

もう少し英語が出来ればBIG4などの外資系への転職有利になるなのではと感じたためです。

ただ、英語は昔から苦手でしたので、すぐにお蔵入りになりましたが(汗)


私の場合はどうだったか

結局のところ、頭によぎった程度で、実際には次の資格を勉強することはありませんでした。

色々と理由はあるのですが、以下にまとめてみました。

 

餅は餅屋。得意な人に任せればよいと思った

税務以外にも労務に経営支援にと色々なことを自分で出来れば良いなと感じるところではありますが、やはり餅は餅屋

自分自身は税理士であって、税務のサポートに注力したいなと。

そんなこんなで、その道のプロの社労士さんであったり、司法書士さん、行政書士さん、診断士さんなど、他の士業と連携して、そのプロにお任せするようにしています。

 

他の資格よりも税法に興味があった

税法は奥が深すぎて、今でも全く追いつけていないというのが正直なところです。

他の資格の勉強をするのであれば、実務に追いつくために、もっと、税法の勉強をしたいなと。

というか、毎週、税務通信などの雑誌を読んで、税法の専門書も読んでとかしていると、なかなか他のことをする時間が取れないというのが正直なところです(泣)

なお、最近では、大学院に行きたいなと感じており、こちらが自分にとっての次の目標になります。

 

仕事が忙しくなった

税理士資格を取り、所属する税理士事務所での勤務年数が長くなると、自然と任せてもらえる仕事も多くなり、マネジメントの場面も増えました。

朝も早く、夜も遅い、そして、土日も結構つぶれるという感じで、仕事が忙しくて余裕がないというのが一番大きなところかもしれません。

とはいえ、実務は楽しいですし、学ばせてもらうことも多いので、そこまで苦にはなっていません。

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まとめ

色々と書かせて頂きましたが、この仕事をしていると一生勉強が続くんだなと感じます。

他の資格を取るにせよ、税法の勉強を続けるにせよ、他の勉強をするにせよ、とにかく、成長を続けて少しでも貢献したいと思っています。

 

今回の記事のあとがき

色々書いてみましたが、税理士試験でも相当に苦労したのに、また、同じ苦労をするのかと考えると、そういった意味でも尻込みするところはあります。とはいえ、周りは診断士を受けたり、社労士を受けたりしている方が多いので、向上心の高い同業者には本当に頭が下がります。

 

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